異なる金属を重ねて、圧をかけたまま高温で加熱し融合させた金属の塊を、削る叩くを繰り返すと美しい木目の金属「杢目金」ができます。
これは日本古来の伝統技法で刀の鍔などに使われています。
その杢目金を作ってるのですが、工程の写真を撮るのを途中から思い出して撮影したので、塊を削る叩くのあたりから紹介します。。。
今回使う金属は銀、銅、真鍮の3種類。
何層にも重ねた金属板をプレートで挟み電気炉で8時間加熱しました。
今まではバーナーでやってたのですが、安定的に長時間加熱するため電気炉に変えたのですが、3種類の金属のいずれもが溶け出さない程度の適温にするのが直火による目視より苦労しました。
少し真鍮部分が溶け出してましたが、何とか塊になったので、削って形を整えて、穴を開けて叩く、加熱、削る、叩く、加熱、削る、叩くの繰り返し。
少しずつ木目が出来てきましたが、出来上がりは後日アップします!
Comentarios